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本種との初出会いは中学1年のとき、当時住んでいた 茨城県取手町だった。学校からの帰り道、雑木林の笹薮に地味な色合いの シジミチョウが、ちらほらと数頭もつれるように飛んでいるのに気付いた。 時折笹の葉に止まり、シンプルな白地に黒い斑点が沢山並んでいる裏面を確認して、「ゴイシジミ」 とすぐに分かった.当時本種の名前を「ゴイシジミ」と誤って記憶していた。正確な名称に気付いたのは ずっと後のことだった。 2009年6月、札幌の自宅近くで本種と出会った。近くの林道を散策中、道の両脇を 広範囲に笹が生い茂っている中、沢山の本種が飛んでいた。それまで何度となく散策した 場所だったが、このような光景に出会ったのは初めてだった。翌年には不思議なことに 全く見かけなかった。特異な食性(幼虫はアブラムシを食べる)故の少し気難しい蝶のようだ。 (2019年4月記)